自分の目と耳で企業を確かめられる大切な場。
会社説明会・セミナーは、企業が事業内容や業績、理念などを学生に紹介する情報提供の場です。現場で働いている社員の方のお話を聞くことができることも多く、インターネットや会社案内では知ることのできないリアルな情報や雰囲気を知ることができます。少しでも気になる企業は、説明会に参加するようにしましょう。また、説明会に参加しないと選考に進むことができない場合もあるので、気をつけましょう。
1つの企業が単独で開催する説明会です。その企業の採用担当者や現場で活躍する社員の方などから、事業内容や仕事のやりがい、会社の雰囲気、採用方法など、さまざまなことを聞くことができます。疑問に思ったこと、知りたいことを直接質問できるほか、その企業の実際の雰囲気も感じ取ることができます。
就職情報サイトや企業のホームページで予約するのが一般的です。人気企業の説明会は予約開始早々に満席になってしまうことも少なくありません。予約のチャンスを逃さないよう、予約開始日や空き状況などをこまめにチェックしておきましょう。
大きな会場に複数の企業が集まり、1社ごとに個別ブースに分かれて行う説明会です。気になる企業に自由に接触することができ、採用担当者から事業内容や選考過程などについて説明を受けることができます。多ければ100社を超える企業が参加するので、今まで全く知らなかった企業にも出会うことができるでしょう。
合同企業説明会の情報は、就職情報サイトや就職情報誌で告知される他、電車の中吊り広告やポスターなどでも知ることができます。予約不要な場合が多いので、気軽に参加してみましょう。
大学のキャンパス内に企業の採用担当者が集まって開催されるセミナーです。参加企業はその大学の学生に対する採用意欲の高い企業や、キャリアセンター(就職課)が薦める企業が多いので、ぜひ参加してみましょう。
※詳細はキャリアセンター(就職課)に確認しましょう。
日程や参加方法などについては、キャリアセンター(就職課)に確認しましょう。
● 何よりも、自分の目で見ることが大切! | |
初めは志望度が低い企業でも、説明会に参加して志望度が高くなることも多くあります。インターネットなどで企業研究をすることも必要ですが、就職活動では、実際に足を運び、自分の目で見ることが大切です。 |
選考には直接関係しないセミナーです。業界や仕事内容について理解を深めてもらうことを目的として開催されます。本格的な選考が始まる前の、比較的早い時期に開催されるので、情報収集として役立てましょう。
企業からの説明がひと通り終わった後、学生からの質問を受け付ける時間が設けられることが多くあります。大勢の前で質問することは勇気がいりますが、気になることを聞かないままでは自分のためになりません。また、質問することで採用担当者の方たちに良い印象を与えられますので、事前に質問を用意しておき、誰も質問せずにいる場合でも積極的に質問するようにしましょう。
合同企業説明会の情報は、就職情報サイトや就職情報誌で告知される他、電車の中吊り広告やポスターなどでも知ることができます。予約不要な場合が多いので、気軽に参加してみましょう。
説明会終了後、突然その場でエントリーシートの記入を求められたり、面接や筆記試験が行われる場合もあります。そのような場合にもしっかり対応できるよう、自己PRや志望動機を簡潔にまとめておきましょう。
指定されている持ち物がないか確認しましょう。エントリーシートを記入して持参しなければならない企業もあります。また、道に迷った時のために地図や企業の連絡先が分かるものを持っていきましょう。
企業によっては、会社説明会の後に筆記試験や面接を行うこともあります。また、エントリーシートが配られ、その場で記入しなければならないことも。その時になって慌てることのないよう、説明会の内容について情報収集してから参加しましょう。
無断欠席は社会人として失格です。何らかの事情で欠席しなければならない場合、必ず事前に連絡をしましょう。その企業に入社しなくても、将来の取引先になるかもしれません。企業への配慮はもちろんですが、自分のためにも、きちんとマナーを守りましょう。
※参加時は「会社説明会 記録シート」を活用しましょう。説明会で押さえておきたい情報や気付いたことなどを記録できるので、今後の企業研究や選考対策に役立ちます。