エントリーシートの書き方をマスターしよう!

印象に残るエントリーシートで一歩リード!

内定に近づくためのエントリーシート作成ポイント

(1)具体的なエピソードを盛り込む

 抽象的な表現はNGです。例えば「部員を増やすために色々な企画を立案しました」と書くより、「部員50人増をめざし、○○○という企画を実行しました。○○○とは…」と具体的に書くことが大切。特に苦労した話は具体的な結果・成果・評価があるものを選びましょう。「地区○位」など、結果に数字を入れて説得力を持たせるのも効果的です。

(2)「会ってみたい」と思わせる

 採用担当者は、数百〜数千というエントリーシートに目を通すことになります。ひと工夫加えた表現や目を引くキャッチフレーズを入れるなど、「実際に会って話を聞いてみたい」と思わせることが重要です。

(3)話のポイントは1つに絞る

 アピールしたいことがたくさんある場合でも、できるだけ1つに絞りましょう。いくつも盛り込んでしまうと、一つひとつの内容が薄くなり、結局あなたがどんな人かが分かりにくくなってしまいます。印象づけるためには、1つのことにポイントを絞って文章を組み立てる方が効果的です。

(4)「何をしたか」よりも「なぜそうしたのか」

 特別な経験がなくても悩む必要はありません。企業は決して特別な人物だけを求めているわけではないからです。経験したことについて「なぜそうしたのか?」「どんな風に考えたのか?」「結果、何を学んだのか?」など、あなたが感じたことやそのプロセス・結果が大切なのです。

(5)一貫性のある内容にする

 エントリーシートが完成したら、一度全体を通して読んでみましょう。全体として内容に矛盾はありませんか?一貫性がないと説得力のないものになってしまうので注意しましょう。

今からでもエピソードやアピールポイントは作れる!

 いざエントリーシートを記入しようと思ったとき、記入できることが思いつかない…という人もいるかもしれません。どうしても良いエピソードやアピールポイントが思いつかない場合は、短期でもできることがあるなら、今からチャレンジしてみるのも一つの方法です。

point ● 丁寧に書くことを心掛けよう。

字の上手・下手は関係ありません。大切なのは、丁寧に書くこと。採用担当者は大量のエントリーシートをチェックしています。読み手の気持ちになって、読みやすいように丁寧に記入しましょう。

印象に残るエントリーシートにするには・・・

(1)1行目にキャッチコピーやタイトルを入れる(=結論を書く)

(2)強調したい部分は太字や箇条書きで目立たせる

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エントリーシート作成の注意点

● エントリーシートの原本にいきなり書き込むのはNG!

● 面接でどこを深く聞かれても答えられるようにしておこう!

提出前に最終チェック!

□ 誤字脱字はないか

□ 文章は短く簡潔になっているか

□ 記入スペースや指定文字数の8割以上が埋まっているか

□ 記入漏れや空欄はないか

□ 文体は統一されているか(です、ます調/である調)

□ 話し言葉は使っていないか

※書き上がった段階で、キャリアセンター(就職課)のスタッフなど、他の人の目で見てもらうことで、より良いものとなります。