服装と身だしなみ

見た目も重要なアピールポイント!

清潔感を心掛けた身だしなみを

 面接や会社訪問時の身だしなみは、「清潔感」を心掛けましょう。服装や身だしなみをきちんとしているかは、自分の第一印象を左右する大きなポイントです。ここに書いてあることに注意して、元気よく就職活動に臨みましょう。

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point ● 高級品を買う必要はない!

高価なブランド品などを身につけることは印象を悪くする恐れがあります。面接官が見ているのは内面的な部分。安価なものでも良いので、清潔感が優先です。

通知の形はさまざま

 内々定の通知方法は、企業によってさまざまです。電話や文書で伝えられる場合もあれば、最終面接の直後や、改めて企業に呼ばれて口頭で伝えられる場合もあります。また内々定を出す時期は、多くの企業が4月以降になります。

印象の良い髪型を!

 就職活動に髪型の決まりはありません。しかし、ボサボサの髪や傷んだ髪の毛、寝癖がついた髪型では、あまり良い印象にはなりません。傷まないように日ごろから注意し、最低限のセットは行うよう心掛けましょう。

 男性はさわやかな印象を与える短めの髪が良いでしょう。ロングヘアの女性は、お辞儀などの際に髪が乱れないよう1つに束ねると好印象を与えます。

男性はVゾーンで印象が左右される

 服装でポイントなのが、首から胸元にかけてのVゾーン。就職活動用のスーツは色や形が控えめなこともあり、シャツとネクタイによって印象が大きく変わります。シャツの色は白が基本で、襟の汚れ、シワがないかをチェックしましょう。

 ネクタイの色は明るすぎないものがベター。ただ、あまりに地味すぎると自分の印象まで地味になってしまうので、スーツと合わせながらバランスの良いものを選びましょう。また、結び目がうまく結べるよう、事前に練習しておきましょう。

女性のメイクは“健康的”を意識して

 就職活動中のメイクで大切なのは“健康的”であること。肌色を悪く見せてしまうブルー系やパープル系は避け、元気さを印象づける色を選びましょう。口紅は濃い色を避け、淡いピンク色などを選ぶと良いでしょう。

 また、説明会や選考の前だからといって過剰なお肌の手入れはNGです。いつもはしないパックや美容液を使用すると、肌が拒否反応を起こしてしまうことがあります。

こんなところにも気をつけよう

コートを着ている場合は

 スーツの上にコートを着ることには何の問題もありません。ただし、ポイントは脱ぐタイミング。コートを着たまま会社や会場に入るのは失礼にあたります。コートは必ず入る前に脱ぎ、手に持つようにしましょう。

スーツの手入れも忘れずに

 スーツを掛ける際は、肩幅に厚みのあるハンガーを使うのが理想的。針金ハンガーで吊すと、シワができてしまう場合があります。また、ポケットに物を入れっぱなしにしておくと型くずれの原因になるので注意しましょう。1日着たスーツはできるだけブラッシングするように心掛けましょう。

家を出る前に持ち物をチェック!

 ここでは、家を出る前にチェックしておくべき持ち物リストを紹介します。毎日チェックするなど、習慣づけておくと良いでしょう。

  □ 履歴書・提出書類

  □ 携帯電話

  □ 手帳・メモ帳

  □ 地図・路線図

  □ 筆記用具

  □ 学生証

  □ 印鑑・朱肉

  □ ハンカチ・ティッシュ