学校の先生になるには
学校の先生になるには、大きく２つのポイントがあります。
１つ目は「教員免許の取得」です。教員免許状を取得する為には、大学などで教職課程を履修し、指定された単位を取得したり、教育実習が必要となります。
２つ目は「教員採用試験に合格し、採用されること」が必要です。公立の学校教員になるには、各地方自治体で実施している試験を受ける必要があります。また、私立の学校教員を目指す場合は、教員免許を取得した上で、各私立学校の採用選考を受ける流れとなります。
学校の先生になるまでの大まかな流れ
- ステップ１
- 大学などで「教職課程」を履修し、 「教員免許状」を取得する
- ステップ２
- 各地方自治体や私立学校で実施する 「教員採用試験」に合格する
- ステップ３
- 学校教員として勤務スタート！
教員免許状は学校種・教科ごとに異なる
教員免許は、教員になりたい学校種や担当する教科によって異なります。例えば、小学校の先生を目指しているのであれば、小学校教員の免許が必要となります。（一部の教科については、中学校や高校の教員免許でも指導可能なケースもあります）また、中学校や高校の先生を目指している場合は、担当する教科ごとに免許が必要となります。
- 幼稚園
- 小学校
また、免許は教科別に分かれていません。
- 中学校
- 高校
また、免許は教科別に分かれています。
教員免許状の種類
教員免許は、「普通免許状」「特別免許状」「臨時免許状」の３種類あります。さらに、普通免許状は「専修」「一種」「二種」の３つに分かれています。それぞれ、専修は大学院修了相当、一種は大学卒業相当、二種は短期大学卒業相当となりますが、指導範囲は変わりません。
- 普通免許状
- 教諭、養護教諭、栄養教諭の免許状です。
専修免許状、一種免許状、二種免許状の３種類に分かれています。
- 特別免許状
- 社会的経験をしている方を対象に、教育職員検定を経て授与される免許状です。
教科に関する専門的な知識や経験が求められます。
- 臨時免許状
- 助教諭、養護助教諭の免許状です。普通免許状を持っている方を採用することができない場合に限り、教育職員検定を経て授与される免許状です。
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