就職活動を終えたら

お世話になった人達に感謝の気持ちを!

お世話になった人達に報告とお礼を

 企業から内定(=内々定)をもらい、就職先が決定したら、就職活動中にお世話になった人達に報告し、お礼の気持ちを伝えましょう。アドバイスをくれたOB・OGなどには電話で報告した後、お礼の手紙も出すこと。内定をもらった企業にも、もちろんお礼の手紙を出しましょう。

電話でのお礼

 ● 相手の都合が良いと思われる時間に連絡しよう
 ● 話す内容を整理しておこう
 ● 具体的な例を挙げ、感謝の気持ちを伝えよう

  例 面接でスムーズに回答できた

  例 業界に詳しくなることができた

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OB・OGへの電話例

 「私、□□大学の△△です。先日は就職活動について色々なアドバイスをいただきまして、ありがとうございました。

 おかげさまで、○○社(内定先の方の場合は「御社」)から内定のご連絡をいただくことができました。まずはご報告だけでもと思い、お電話させていただきました。これもいただいたアドバイスのおかげで、面接で落ち着いて回答できたからだと思います。とても感謝しております。ありがとうございました。来春からは社会人としてがんばっていきますので、今後ともよろしくお願いします。」

point ● 内定はあくまでも社会人としてのスタートライン!

内定は就職活動のゴールではありますが、同時に社会人としてのスタートラインです。内定後も新聞やニュースなどで業界・企業のことを勉強するなど、社会人として良いスタートが切れるように、残りの学生生活を過ごしましょう。

手紙でのお礼

 ● 手紙はできるだけ早めに出そう

 ● 手紙のマナー・ルールをしっかり守ろう

 ● 感謝の気持ちが伝わるようにしよう

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内定後もさまざまな行事がある

 誓約書(入社承諾書)を企業に提出し、内定が決定した後、入社までに内定者懇親会や内定式、研修会などを行う企業も多くあります。

 内定者懇親会や内定式は、内定者を集めて内定者同士での親睦を深めたり、食事会を開いたり、グループワークのような研修などを行います。これから働く会社になるので、積極的に参加し、この機会を活かして会社の雰囲気に慣れておくと良いでしょう。

 また、研修として通信教育やマナー研修、パソコン研修などを行う企業もあります。入社までに社会人としての基礎能力をつけるために行われます。