OB・OG訪問

リアルな情報を肌で感じ取って企業との相性を見極めよう!

OB・OG 訪問をしよう

 OB・OG訪問の目的は、会社の資料やホームページからでは分かりにくい、実際の事業内容や仕事内容、職場の雰囲気を聞くこと。必ずしなければならないものではありませんが、より深く企業研究を行うために、実際に働いている人に直接会って、生の声を聞くことができれば大変参考になります。リアルな情報を入手できる絶好の機会なので、積極的に行いましょう。

OB・OG はこうして探そう!

● キャリアセンター(就職課)に相談する
● 企業の人事部に直接電話して、OB・OG訪問のお願いをしてみる
● ゼミやサークルの先輩を訪問、または先輩に紹介してもらう
● 教授を通じて紹介してもらう
● 親や親戚、兄弟、知人に紹介してもらう

※ただし、「個人情報保護法」の施行に伴い、 OB・OGの連絡先などを教えてもらえない 場合も増えています。

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point ● 面接と同じ心構えで臨もう。

OB・OG訪問は選考ではありませんが、中には選考の参考とされることもあります。マナーや身だしなみにも気をつけて、予備面接のつもりで臨むと、良い印象を与えることができるでしょう。

訪問前に準備すること

● その企業の基本的な事業内容を確認しておく

※調べれば分かることを聞くのはNG!

● 志望動機と自己PRを簡潔にまとめておく(時間があればチェックしてもらえるかもしれません)
● 質問内容をいくつか用意しておく

訪問マナーを守ろう!

● 部屋に通されたら下座(入り口に近い席)に座る
● 謙虚な姿勢で臨む
● 質問は積極的にしよう
● 礼儀正しく、言葉遣いは丁寧に
● 話を聞きながら、必ずメモをとる
● 長くならないように1時間以内で
● 遅刻厳禁!5分~10分前には到着しておく

※訪問時は、「OB・OG訪問 記録シート」を持参し、活用しよう!

OB・OGへの質問例

職場の雰囲気

● 上司や部下、同僚との人間関係

仕事内容

● 具体的にどんな仕事をしているか

● どのようなところに充実感、責任感、やりがいを感じるか

● 1日の仕事のタイムスケジュール

会社の制度

● どのような教育制度があるか

● 配属希望がどれくらい考慮されるか

その会社の選考試験について

● 面接でよく聞かれた質問、印象に残った質問

● 選考で注意すべき点

● 先輩が入社を決めた理由

就職活動について

● 成功のポイント

● 最も苦労したこと など・・・

訪問後のフォローも忘れずに!

 訪問後は、時間をあけずにお礼のメールやお礼状を送りましょう。貴重な時間を割いてもらったお礼と、聞いて参考になった話や心に残った話などを交えて書くと良いでしょう。また就職活動終了後にも、ご縁を大切にする意味で、近況報告とご挨拶のメールまたは手紙を送りましょう。

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