内定が出なくても

誰もが初体験の就職活動。負い目に感じず、前向きに!

まずは気分転換をしよう

 厳選採用を行う企業が多い現在、本当に自社で活躍してくれる人材かどうかを慎重に判断して内定が出されています。また、「出会い」や「縁」という側面もあるので、結果が出なくても落ち込みすぎないように。不安な気持ちやストレスを解消するために、思いっきり気分転換することも必要です。

これまでの就職活動を振り返ろう

 なぜ内定が出ないのかを考える際、まずこれまでの就職活動を振り返りましょう。例えば、企業や職種の研究は十分にできていたか、自己分析はしっかりとできていたか、自分は選考のどの段階で落ちてしまうのか、面接での応対や身だしなみは適切だったかなど、しっかりと振り返り、自身の就職活動を再チェックしましょう。

原因を探る例
point 「自分はできる!」その気持ちを持ち続けよう。

まわりの友達に内定が出始めると、焦りを覚える人も多いでしょう。でも、自分のペースで大丈夫。気分転換をしてから、もう1度就職活動に取り組みましょう。「自分はできる!」とプラス思考を持ち続けることが何よりも大切です。

企業を絞りすぎていた人は、視野を広げてみよう

 企業は日本に約409万社(総務省統計局『日本の統計2014』より)。これまでに見つけた企業以外にも、自分に合う企業や、業界で高いシェアを獲得している企業、経営が安定している企業はたくさんあるはずです。今まで志望してきた業界・職種・企業から少し視野を広げてみて、就職先候補を増やしましょう。また新卒者採用は、通年採用などを行う企業があるので、チャンスはまだまだあります。

情報源

● キャリアセンター(就職課)

 企業の2次募集や求人票の閲覧など、新しい情報を入手できます。スタッフが相談にも応じてくれるので、積極的に足を運びましょう。

● 就職情報サイト

 採用活動をしている企業を検索できたり、エントリー受付企業の特集が組まれたりすることも多いので、こまめにチェックすることを心掛けましょう。

● 学生職業センター学生職業相談窓口

 各都道府県に設置してある国の機関。求人情報の検索や職業相談などができるので、近くにないか調べてみましょう。

● 合同企業説明会

 募集をしている企業の合同企業説明会は通年で開催されます。追加採用をする企業も出てきますので、こまめに開催情報をチェックしてみましょう。

● 求人情報誌

 駅や書店などにある求人情報誌の中に、新卒者採用の情報が掲載されていることもあるので、チェックしてみましょう。

最後まであきらめず、前向きに!

 志望企業がなくなり、落ち込んでしまうこともあると思います。でも、まだまだチャンスは残っています。4 年生の3月までに内定が出れば良いという気持ちで、残りの就職活動に挑みましょう。先輩達の中にも、就職活動が厳しい中、卒業間近に内定をもらった人もたくさんいます。強い意志を持って企業を探し、すばやく行動を起こせば、きっと道は開けます。最後まであきらめずに、そして前向きな気持ちでがんばりましょう!